個人・法人実印通販おすすめ比較ランキング 最新版

実印を作るのにおすすめの通販サイトをランキング形式で比較!

会社の実印・角印の違いとは?

会社内で使用する「実印」と「角印」は、どの場面でどの印鑑を使用するのが適切なのかを詳しく解説しています。起業したての方、これから起業する方は必ず覚えておきましょう。

大事な場面で慌てない!適切な会社の印鑑の使い方

会社の実印は「代表者による発行を証明するもの」

会社の実印は、代表者印とも呼ばれ、法務局に届け出をした最も重要な印鑑です。


実印を押印する場合、その書類は「自分の会社の代表者が発行(あるいは承諾)したものです」と印影をもって証明することになります。


たとえば、他社と重要な契約をして、契約書に双方の代表者が実印を押印したとします。


その件で万が一トラブルが発生した場合、実印が押してあるということは「自社の代表(あるいは相手の会社の代表)が意思をもって、内容に承諾し、契約を締結した」と証明できる、ということです。


会社の契約の中では、どこに責任の所在があるのか、誰の承諾のもと締結されているのかというのが重要な要素になりますが、会社で使う印鑑のうち、法務局に届け出ているのは実印だけですから、他の印鑑ではこの証明は難しくなります。


ただし、重要な内容を証明できるからといって実印を乱用していると、万が一紛失したり盗難に合った場合にセキュリティが甘くなり、会社の存続に関わるトラブルが発生しかねません。


ですから、実印は使用場面を見極め、実印でないと契約・提出できない場合にのみ使うようにしましょう。

会社の角印は「会社による発行を証明するもの」

一方で角印は、実印のような法務局への届け出は必要なく、会社の認印として使用されます。


そのため、重要な契約の証明として押印することはできませんので、認印の役割となり、使用できる範囲は一般的な業務の中ということになります。


角印は、見積書・請求書・領収書といった一般的な社外文書に使用し、その書類の発行元が押印した会社であることを証明することができます。


ただし注意したいのが、「法務局へ届け出をしていないからといって、効力が弱まるわけではない」ということです。


実は、民法では角印も実印と同じ効力を持っているため、安易に使ってはいけません。


代表者印を押すほどではないが、重要な書類だと判断したら、押印するようにしましょう。

実印・角印は一緒に作って、作り替えない!

実印と角印は、民法上同じ効力を持つことから、どちらも会社にとって非常に大切な印鑑だということが分かります。


会社を設立する際には、登記に備えて印鑑を準備しますが、実印と角印は同時に作り、できるだけ作り替えないようにしましょう。


実印は届け出が必要なため、言われるまでもなく簡単に変更することができません


また、角印は届け出などが必要ないため、いつでも作り替えることができますが、会社の信用性を考えると同じものを長く使うことが大切です。


会社の印鑑を購入する際は、実印・角印に金融機関で使用する銀行印を合わせた3本セット、または住所印の追加された4本セットで購入し、破損などで使えなくなるまでは同じ印鑑を使いましょう。


お店によっては、丸型の認印を販売しているところもありますが、角印が認印の役割を持っています。


支社や支店などで使用する予定がない限り、セットの印鑑だけで十分です。

PAGE TOP